「ぎんなん」or「いちょう」はいずれを入力しても漢字に変換すると「銀杏」となる。英語(学術名も)では「ginkgo」と綴る。種子のぎんなんは「ginkgo nut」となる。
そうです。銀杏=ぎんきょうがそのまま英語になっているわけです。銀杏の木に関する科学的な詳細はウェキペディアを参照してもらうとして、ザクっと言えば、太古の時代から世界中に銀杏の原種はあったが、現在の銀杏を除いて絶滅してしまったとのこと。
現在の銀杏は中国原産で日本に伝わったものが、江戸時代に日本からヨーロッパに伝えられ、世界に広まったということになっている。日本から伝わったのでヨーロッパでも「ぎんきょう→ginkgo」となった。本来はginkjoとなるところらしいが、最初に名前を付けた人物が綴りを間違ったのでは、とウェキには書いてある。
すぐ近くの公園に銀杏の木がたくさんあるので、ぎんなん拾いは毎年の恒例行事である。以前はパーカーのフードを被った子供を木に登らせて木を揺らし、落ちてきたぎんなんを拾ったものだが、今年は老夫婦のみとなってしまった。