footera1953’s diary

本、旅テーマは色々ある。まだ、方向性は固まっていない。

シンガポール夏景色

 7泊8日のシンガポール観光旅行から帰ってきた。ブログを書こうとPCを持って行ったが、意外と夜(夜のプール、ナイトサファリ、ナイトクルーズ他)が忙しくてそれどころではなかった。

 観光案内をしても仕方がないので、今回はシンガポールの最新電子事情を報告したい。

1.シンガポール政府系施設ほぼ電子チケットのみ    

 夜行性の動物を集めた動物園を楽しむナイトサファリ(30分のトラムの他、トレッキングするコースが5つほどある)にはチケット売り場がなく、ネットでチケットを購入し入口で係員にバーコードを読ませる。入口につながる通路の柱には、電子チケットしか入場できないという案内とQRコードが表示されている。

 うまくチケットが買えなかった我々が係員にスマホを見てもらって、やり方を教えてもらおうとしたら、同様の観光客が大勢並んでいた。ベイサイドの植物園の入場料やそこを走るシャトルバスも同様。FREEーWi-Fiはそれなりに整備されているが、いずれにしろネットがつながらないと話にならない。なおユニバーサルスタジオ・シンガポールは、バーコード付きのチケットで入場した。

ベイサイドの植物園内を走るシャトルバス。QRコードを読み込んでチケット購入。

2.地下鉄(MRT)はクレジットカードでライド

 日本と同じように交通系ICカードもあるが、IC対応のクレジットカードでも利用できる(ただしVISAとマスターカードのみ)。これは便利だった。ヨーロッパでいくつかの都市の地下鉄に乗ったが、回数券やチケットの購入で結構苦労した。

 ちょっと話は違うがドイツやスペインの鉄道のチケットをネットで購入できる。このチケットも現地の販売機で切符と交換するタイプは、英語の操作手順にも自信が持てないし実際に切符が出てくるまでかなり不安である。

地下鉄(MRT)の改札。どんな名前で請求されているのか楽しみ。

3.フードコートやレストラン

 屋台が並んでいる新しいフードコートでは、入口に5~6台のタッチパネルが並んでいて食事の注文と支払いを行う。料理ができると店番号と自分の頼んだ料理が、2~3か所ある掲示板に表示されるので番号の店に取りに行く。コロナ対策の意味もあったのだろうか、言葉が通じなくても注文できる。店員のいるレストランでも同様にスマホで注文するお店に3回出会った。

 前回触れたように建国50年(マレーシアの州だった時代があるので街の歴史は当然もっと長い)と言うことがあるのか、電子立国しようとしている印象を持った。無論昔ながらの屋台村やお土産物屋も当然まだ残っているのでご安心ください。

ユニバーサルスタジオシンガポールに隣接するモールに、何かの記念らしく(干支ではないと思うが)「バニーバース」がやたらに展示されていた。その一部がゴッホ展とコラボしていて、ひまわり柄になったバニーたちが沢山。ゴッホが好きなので持ち帰りたかった。