footera1953’s diary

本、旅テーマは色々ある。まだ、方向性は固まっていない。

北海道春景色 (ポットホール)

  今回は北海道の春の風物詩です。ポットホールとは、アスファルト舗装の道路のくぼみやへこみ、穴です。道路工学の専門用語ですが、北海道では夕方のニュース番組でこの用語が使われていたので、北海道では一般市民も知っています。

 10年以上ぶりに雪解け時期の札幌の道路を車で走りましたが、このポットホールのため乗り心地はほんとに酷い、ゴツゴツと座席の下から突き上げられる感じです(乗っている車にも問題はありますが)。

 札幌市建設局の雪対策費用2022年度予算は約215億円(2023年度予算は約262億)、舗装改修費用は48億円となっています。札幌の生活にはコストがかかります。

 問題はお金だけではなく、作業する人材の不足です。排雪作業に関わるのは主に建設関係の業者です。春~秋は道路工事他土木工事、冬は排雪作業と通年で仕事をするので効率は悪くないのですが、それでも一般に土木作業に従事する人材は減ってきました。その上排雪作業は夜間にすることも多く過酷です。今度の日曜日に投票日を迎える札幌市長選は、この排雪問題と冬季オリンピック誘致が大きな論点となっています。

下手な写真で御免。ここは電停の脇。車の走行する場所が限定されるので、ポットホールの大好物。

ポットホールの補修跡。恐らく今年と昨年の補修跡。

以前紹介した滑り止め用の砂の回収作業。これもコスト。
日本で竹ぼうきの一番売れている町に違いない。




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