footera1953’s diary

本、旅テーマは色々ある。まだ、方向性は固まっていない。

東海道53次 2nd season 吉原~興津 5月17日

吉原宿~興津宿=24.9㎞(ガイドブックより)

1.荷物の軽量化

 箱根峠を下る途中に京都から歩いてきたという人に出会った。江戸→京は一度やったので、今回は逆方向を挑戦中と言うことで4月27日から20日間近く歩いているそうだ。1日の踏破距離は20㎞~30㎞と言うからすごい。同じホテルに3泊程度泊まって荷物を預けて歩くとのこと。と言うことで、前日は吉原宿手前のJR吉原駅から府中(静岡)まで行って宿泊。本日朝から電車で戻ってきて歩き始めた。

2.吉原付近 左富士

 吉原駅付近から吉原宿(岳南鉄道吉原本町駅)の間は工業地帯。東海道が寸断されて迷子になる。京に向かって旅する途中で、広重が描いた唯一富士山が街道の左に見えるポイントもあるらしいが見逃してしまった。吉原本町駅を抜けた後の商店街付近が昔の宿場。昭和レトロの商店街を抜けると再び迷子になってしまい、強引に富士川を目指した。

吉原の宿場町跡。
撮影時は朝早いのでどのお店も開いていないが、昼間も開いているかどうかは怪しい。
2階から上は住居、使われている様子がない。

3.蒲原~由比~さった峠~興津

 富士川を越えると山道の旧道が続く。途中の休憩所の女性によると、多くの旅人が吉原付近で迷子になっているとのこと。富士市に苦情を入れたことがあると言っていた。

 ここから興津までの区間は趣が残っていて楽しいし(ガイドブックの表現を借りれば、街道歩きの醍醐味を味わえる)、最後に「さった峠」で絶景を堪能できる。

蒲原の休憩所(富士市にクレームを入れた女性のいる)で出会ったさるぼぼ。
飛騨地方のさるぼぼは赤いが、こちらは白い。
さるぼぼと言わず「はいこ(ハイハイする子)」という。なぜか売りものではない。

 

「さった峠」から見る富士山と東名高速。山頂に雪が残っていて絵になる。