上原ひろみのコンサート(2023年12月14日)会場hitaruは、札幌大通り公園西1丁目付近から徒歩5分くらいである。
この大通り公園の2丁目付近で毎年12月になると(ここ20年続いて)、ミュンヘン・クリスマスマーケットをやっている。
クリスマスマーケットはドイツを発祥とするもので、ドイツ大使館のHPの記事を引用すると
クリスマス前のアドベント(クリスマスまでの4週間のこと;待降節)になると、ドイツではどこへ行っても、町の中心には必ずクリスマス風の飾り付けをしたかわいらしい屋台が並んでいて、グリューワインやレープクーヘンが売られています。
ドイツ観光局によると、クリスマスマーケットの数は大都市だけでも2,500を数えるということです。ドイツ人にとっても、海外からの観光客にとってもクリスマスマーケットめぐりは、一度は行ってみる価値があります。
僕は、コロナ禍直前の2019年12月に家族3人でフランクフルトからミュンヘンを旅行した。いわゆるロマンチック街道をである。この旅で毎日クリスマスマーケットに行った。ドイツ大使館が一番と勧めるニュルンベルクも行った。
この3人と別の家族もドイツのクリスマスマーケットに行っているのだが、この4人の共通認識は、札幌のクリスマスマーケットは本場のそれの再現度が高いということである。本場ミュンヘンに比べるとその規模は全く比較にならないが、売っている食べ物やそれを食べ歩いている雰囲気、イルミネーションの感じなどの再現度が良いのである。
今年の25日までやっている。来年もやっていると思う。ぜひ一度行ってみては。無論本場のクリスマスマーケットに行くでもよいが。
クリスマスはキリストの誕生日でそれを祝うという催しである。12月25日がキリストの誕生日ではないことは常識である。ではなぜそうなったのか、これには諸説あるが、神聖ローマ帝国と名前が付いたことのあるドイツ付近で、カトリック教会は勢力拡大のため布教に勤めた。その中で地元の冬まつりとキリストの誕生を結び付けたという説もある。元々あった冬の行事がクリスマスマーケットになって今も続いているのである。
近頃アメリカでは、オフィシャルにはメリークリスマスと言わなくなった。いわゆるポリティカルコレクトネス(PC)であろうか。映画でもハッピーホリデーと言っている。